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寄島郷土資料館
寄島郷土資料館は、寄島総合支所の3階にあり、寄島図書館と併設しています。周辺の市名勝三郎島(三ツ山)、市天然記念物アッケシソウ自生地や国登録有形文化財の大浦神社等が、文化的に恵まれた場所であることを物語っています。当館は、伝統的地場産業の歴史の保存とともに、郷土先人の資料を中心に保存・公開し、各時代に果たした産業の役割や偉人の業績等を後世に広く継承するよう努めています。
展示資料
主な収蔵品は、考古資料、郷土先人の資料、漁業と製塩に関する民俗資料等であります。
考古資料
考古資料は、瀬戸内海で発見されたナウマン象の化石、縄文時代から江戸時代にかけての土器や石器等を展示しています。
郷土先人の資料
寄島は、岡山藩主池田光政公から孝子として表彰された下原甚助や漢学者である笠原松雲が生まれた地であります。甚助が光政公から賜った褒賞状は、当時の岡山藩政を伺い知る貴重な資料として、市有形文化財に指定されています。
民俗資料
民俗資料は、船大工道具、漁具と製塩に関する資料等を紹介しています。農家の副業として盛んに行われた麦稈真田やバンコック帽の製造道具からは、明治から戦前の浅口郡の産業を学習することができます。
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