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更新日:2022年5月1日

令和4年施政方針

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―全文―

浅口市副市長の松田です。
4月に市長・市議会議員選挙が行われることから、市長の出演を見合わせていただくため、市長の代理として、私から新型コロナウイルスワクチン接種の状況と、令和4年度の取り組むべき課題等につきまして申し上げます。

 

まず初めに、新型コロナウイルスの状況についてです。
オミクロン株による新型コロナウイルス感染症が全国各地で発生しており、浅口市においても感染者の報告が後を絶ちません。
ワクチンの接種は発症や重症化を防ぐ最も有効な手段です。
ぜひ可能な限りお早めにワクチンの接種をお願いいたします。

 

それでは、浅口市におけるワクチンの接種状況について、ご報告いたします。
3月18日現在2回目の接種を終えている方は対象者の86.6%、3回目の接種を終えた方は対象者の46.7%となっています。
浅口市では国の接種間隔短縮の方針を受けて、接種券を順次、前倒しして発送しています。
令和3年9月19日~9月25日に2回目の接種を終えた方には3月25日から、また、令和3年9月26日~10月2日に2回目の接種を終えた方には4月1日から接種券を発送いたします。
浅口市では追加接種を推進するため、65歳以上の方を対象に、接種会場からご自宅へ帰宅する際のタクシー運賃の助成を行っています。
利用を希望される方は、浅口市が提携しているタクシー会社でご利用できます。
利用の際には、接種済証を運転手に提示して下さい。
期間は9月30日までで、お一人様1回あたり、上限3,000円の助成を受けることができます。

次に、5歳から11歳の方の接種についてですが、市内の対象者は約1,700人であり、接種券はすでに発送しています。
新たに5歳になられる方については、5歳になられた月の翌月に接種券をお送りします。
市内で接種できる医療機関は4ケ所ですが、岡山県内の接種できる医療機関であれば市外の医療機関であっても接種を受けることができます。

また、市民の皆様には今まで通り、3密をさける、手洗い消毒の徹底、マスクをつけるといった対策を今後も続けていただきますようお願いいたします。

 

それでは、令和4年度がスタートするにあたり、取り組むべき課題等について申し上げます。

はじめに「地域資源の活用と新たなビジネスの展開による産業力の強化」についてであります。
産業の振興は、地域経済の活性化の要であるとともに、人口減少、少子高齢化問題の解決の鍵となることから、まちづくりにおいて、特に重要であると考えます。
浅口農業振興地域整備計画は、策定から10年が経過しており、計画の見直しのため、昨年度は基礎調査を行いました。
本年度は、この基礎調査の結果を踏まえ、計画の見直し作業を進めてまいります。
この計画をもとに、土地利用を多面的にとらえ、新たなまちづくりの視点になることを目指してまいります。
「農林漁業の振興」、「工業の振興」、さらに地域の活性化につながる「中小企業の振興」に加え、これまでにない多様な切り口の産業間の連携や起業につながる支援体制の構築を目指してまいります。

続いて、小規模企業対策資金保証融資制度の改正について、であります。
長引くコロナ禍により、市内の産業は大きな打撃を受け、多くの事業者の皆様が厳しい状況にあります。
浅口市では、浅口商工会と連携し、事業者の皆様の頑張りを支援するため、様々な支援策を講じています。
特に影響が大きい小規模事業者の皆様への支援として、現在設けています小規模企業対策資金保証融資制度につきまして、令和4年度より、業種指定を撤廃し、限度額を500万円から1,000万円に、期間を5年から10年に拡大いたします。
大変厳しい状況ではありますが、地域経済を支えて頂いている事業者の皆様を、これからもしっかりと支援してまいります。

 

次に、「新たな観光展開と移住・定住の促進」についてであります。
浅口市は、豊富な観光資源や特産物に恵まれており、更なる観光の振興のため、積極的な情報発信が求められています。
この度、岡山県出身である重松清さんのベストセラー小説で、親子愛を描く感涙の名作『とんび』が初めて映画化され、4月8日に全国で公開されます。
この映画のロケ地として金光町大谷地区と寄島町青佐鼻海岸の2か所が選ばれ、撮影が行われました。
青佐鼻海岸は、涙なしでは見ることのできない感動的なシーンの舞台となっており、また、大谷地区は、門前町付近一帯に大掛かりなセットが組まれ、主人公が暮らす昭和30年代の活気あふれる商店街が再現されました。
浅口市を全国に発信できる絶好のチャンスととらえ、映画の公開に合わせ、映画『とんび』ロケ地PR事業を実施いたします。
現在、浅口市では、岡山県や大谷地区の協力をいただき、準備を進めており、映画に登場した、商店街の再現、映画の撮影シーンのパネル展や撮影で実際に使用した衣装の展示などを実施し、浅口市を全国に発信してまいります。

 

次に、「だれもが健やかに暮らし支え合う地域づくり」についてであります。
高齢者や障害をお持ちの方、また、子育て世帯に対し公的な支援の充実とともに、地域における支え合いを実現することが求められています。
そのためには、それぞれが担うべき役割を明確にし、様々な課題解決に取り組んでいくことが必要であります。
保護者の方が出産・病気・災害・冠婚葬祭等により、家庭において養育することが一時的に困難になった場合、児童を養護施設等で預かる「子育て短期支援事業」を4月1日から開始します。
倉敷市玉島長尾の玉島学園、笠岡市走出の悲眼院、岡山市北区の旭川乳児院の3つの施設に委託を予定しており、保護者の方の身体的・精神的負担の軽減につながることを期待しています。

続いて、障害者自立支援協議会事業について、であります。
障害者の方の自立に向けた協議会を、令和4年4月に設立いたします。
この協議会の設立により、地域における障害者の方々への支援に関する課題について情報を共有し、関係機関との連携や、地域の実情に応じた支援につながることを期待しております。

また、障害者日常生活用具給付事業の拡充について、であります。
令和4年3月から、対象用具を拡充し、「視覚障害者用音声式血圧計」及び「視覚障害者用音声式はかり」を追加しています。
視覚障害者の方の日常生活がより円滑になることを期待しております。

 

次に「夢を育む教育と地域文化の振興」についてであります。
子どもたちは地域の宝であり、教育は、未来を創造する人材を育てることであります。
浅口市ではこれまで、全国に先駆けてのエアコンの整備やICT機器の導入等、教育環境の整備に注力してまいりました。
本年度、まずは、教室学習机天板拡張用品を購入いたします。
GIGAスクール構想の推進により、市立全小中学校に一人一台タブレット端末を整備し、授業での活用が着実に進んでいます。
学習時における端末の落下による破損を防ぎ、児童が安心して授業を受けることができるよう、机の天板に後付けし拡張する用品を購入し、学習机のスペースを確保します。

続いて、市指定名勝三郎島景観復元事業について、であります。
これは寄島町出身の住吉満氏からの寄附に基づくもので、今年度までに、研究者による地質調査と植物相調査、ドローンを使用した地形測量調査等を行い、生長を阻害する植物と、不要土壌の存在が明らかになりました。
令和4年度は、阻害植物と不要土壌の撤去を実施する計画であります。
早い時期でのクロマツ植樹を目指し、景観復元に努めてまいります。

 

次に「自然と共生した安心・安全なまちづくりの推進について」であります。
近年、局地的な集中豪雨や大型台風など、過去に経験したことのない災害が全国各地で相次いでおります。
浅口市では、これまで、河川への排水ポンプの設置や護岸整備等のインフラ整備のほか、自主防災組織の設立の促進、総合防災訓練や図上防災訓練の実施、関係機関との防災協定の締結など、災害に強いまちづくりに積極的に取り組んでまいりました。

まずは、防災行政無線情報伝達システム整備について、であります。
市内では、寄島地域に防災情報等を伝えるアナログ方式の同報系防災行政無線を整備していますが、令和4年度中に、アナログ方式からデジタル方式への設備更新を行います。
また、今まで設備のなかった金光・鴨方地域にも屋外拡声設備を令和5年度中に整備する計画です。

続いて、災害時緊急対応用の大型土嚢について、であります。
近年、頻発する、豪雨災害等に備えるため、大型土嚢約100個を常にストックしておく場所を市内に2か所程度、確保する準備を、県と協力して進めております。
大型土嚢を常備することで災害時に早急な対応が可能となり、二次災害の防止にも効果が見込めると考えています。

続いて、浅口市消防基金条例について、であります。
消防施設等の適切な整備充実と消防体制の強化を図ることを目的とした基金を作るため、新たに条例を制定いたしました。

ここで改めて、市民の皆様にお願いがあります。
前回の災害で、浸水や土砂災害などの被害が発生した場所は、ハザードマップが示す箇所とほぼ一致していました。
災害の発生を完全に防ぐことはできませんが、地域の危険箇所を把握し、事前にシュミレーションをしておくことで被害を軽減させることは可能であります。
もう一度、私たちが住んでいるところは、どのような危険性が潜んでいるか、洪水や浸水、土砂災害のリスクを再確認し、自分や家族を守るため、かけがえのない命を守るためには、どのような行動をとればよいか、ぜひ考えていただきたいと思います。

 

次に「効果的・戦略的な行財政の運営」についてであります。
厳しい財政状況が続く中で、高度化・多様化する市民ニーズに応えていくためには、業務の効率化や職員の意識改革・育成が必要です。
あわせて、行財政基盤の安定化を図り、緊急度・重要度を踏まえた「選択と集中」のまちづくりを進めていきます。
AI・ICTなどを活用した行政のデジタル化を促進し、行政運営の効率化や市民サービスの向上につなげていくことは喫緊の課題であります。

国が推進する行政事務や手続きのデジタル化に対応するために、デジタル推進係を1月1日に設置しました。
4月1日からは課に昇格させ、デジタル行政の推進をさらに加速させます。
続いてインターネット系無線アクセスポイント整備事業について、であります。
庁内インターネット環境を強化するため、会議室や研修室等へ無線アクセスポイントの増設等を計画しております。
市で開催する研修会や講演会について、入場制限が必要となる場合や、来場が困難な場合でも、リモートで行うことにより、より多くの市民の皆様に参加いただくことが可能となります。
また、職員向けの研修会や会議なども、多くがオンラインでの開催となっています。
利用が見込まれる会議室等に無線アクセスポイントを増設し、様々なデジタル化への対応を行ってまいります。

 

次に、浅口市の最上位計画である第2次浅口市総合計画の後期基本計画についてであります。
浅口市は、平成29年3月に第2次浅口市総合計画を策定し、「キラリと光る未来そうぞうワクワク都市」を市の将来像に掲げ、様々な施策に取り組んでおります。
具体的施策を示す前期基本計画が、令和4年3月をもって計画期間を満了することに伴い、令和4年度から令和8年度までの5年間の施策を体系的に示す後期基本計画を今年度、策定しました。
後期基本計画では、新型コロナウイルス感染症拡大への対応や国際社会全体の開発目標であるSDGsの推進等、近年の社会情勢を重要な視点として掲げ、市民の皆様のご意見を踏まえながら、策定を進めてまいりました。
総合計画審議会に参画いただきました委員の皆様をはじめ、アンケートやパブリックコメントで貴重なご意見をいただきました市民の皆様に深く感謝いたしております。
さる浅口市議会3月定例会において計画案をご審議いただき、議決をいただきました。
この後期基本計画に基づき、浅口市の将来像の実現に向け、市政を着実に前進させてまいります。


最後に、新年度予算についてで、あります。
令和4年度当初予算案の編成につきましては、年度当初に市長・市議会議員選挙が行われることから、義務的経費及び継続事業に係る経費等を中心とする骨格予算として編成しております。
しかし、骨格予算とはいえ、行政に停滞は許されないことから、新型コロナウイルス感染症対策に関連する経費を初め、福祉、医療、安全対策、教育等の市民生活に直結する経費や、新年度早期に執行を要する経費については、新規・拡充事業も含めて当初予算で措置しています。

本市が目指す「キラリと光る未来そうぞうワクワク都市」の実現に向け、浅口市が未来に向かって大きく発展し、市民一人ひとりが将来に希望を持てる予算となるよう、最大限の努力を傾注いたしました。
これからも、積極的に市民の皆様の声を聞かせていただきながら、何よりも市民皆様の幸せのために浅口市政に全力で取り組んでまいります。

 

令和4年3月17日

浅口市副市長 松田勝久

お問い合わせ

企画財政部秘書政策課    

〒719-0295 岡山県浅口市鴨方町六条院中3050番地

電話番号:0865-44-9037

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