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更新日:2019年9月10日
大浦神社は、寄島町大浦に位置しています。平成31年3月18日に開催された国の文化審議会で、「大浦神社本殿、祝詞殿・幣殿及び拝殿、鳥居」の3件を登録有形文化財(建造物)として登録するよう文部科学大臣に対し答申されました。令和元年9月10日の官報告示を経て、大浦神社3件が新たに国の有形文化財に登録されました。この度の3件の登録で、本市内の国登録有形文化財(建造物)は、「丸本家住宅及び丸本酒造・11件」、「定金家住宅主屋・1件」、「金光学園中学高等学校記念講堂・1件」、「姫井家住宅主屋及び長屋門・2件」、「金光教徒社東棟、中央棟、西棟・3件」、「金光教教学研究所客殿、客殿付属舎、洋館・3件」の24件となりました。
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本殿は、境内後方の高い基壇上に昭和2(1927)年に再建され、平成27年に改修されています。入母屋造銅板葺で、正面に千鳥破風、向拝は唐破風付きです。蟇股や木鼻に精巧な彫刻を施す近代の大型社殿です。 |
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祝詞殿、幣殿及び拝殿は、昭和2(1927)年に大改修されていますが、江戸時代後期から末期の様式を保っています。全体に端正なつくりで、拝殿正面の向拝を霊獣の彫刻で装飾するなど、厳かな景観を演出しています。 |
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鳥居は、境内東方に延びる参道入口に建ち、明神鳥居形式の均整の取れた外観で参道景観の核を成しています。北木島産出の花崗岩が使用されています。扁額の「大浦神社」は、犬養毅元内閣総理大臣の揮毫によるものです。 |
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