更新日:2020年12月25日
ひとり親世帯アンケート調査
浅口市のひとり親世帯等への生活状況や困りごとなど、具体的なニーズを調査分析することにより、今後のひとり親世帯等への有効な支援策に反映することを目的とし、「令和2年度浅口市ひとり親世帯アンケート調査」を実施しました。
1.対象者
令和2年9月15日現在、児童扶養手当申請者名簿、ひとり親家庭等医療費助成制度申請者名簿に掲載されている280世帯を対象としました。
2.期間及び方法
令和2年9月15日から令和2年9月23日までを調査回答期間とし、郵送配付・回収による調査を実施しました。
3.調査結果
回答数:114件
回答率:41%
質問1.2.困りごとについて
- 自分や子どもの心身健康64人(56%)
- 子どもの学費53人(46%)
- 安定した収入48(42%)
- 子どもの教育・進路46人(40%)
- 仕事と家庭の両立39人(34%)
- 子どもや自分が病気になった時の緊急一時受け入れ先20人(18%)
質問3.4.困りごとを解決するための支援について
- 収入アップのための相談・支援、家計や教育費の相談、就業のための相談・支援、資格取得の相談89人(78%)
- ひとり親家庭ならではの子育て相談20人(18%)
- 養育費の取り決め・確保のための支援19人(17%)
質問5.6.新型コロナウイルスによる生活への影響について
- 休校や外出自粛により家にいることが多くなり食費・光熱水費の出費が増えた44人(39%)
- 自分の時間が取れないなど様々な制限によりストレスを感じている39人(34%)
- 解雇や休業により仕事がなくなった・減った37人(32%)
質問7.困っていること・悩んでいること・ご意見・要望(回答数52・自由記載)
- 生活費が足りないため、児童手当・児童扶養手当などの手当がもっとほしい24人(46%)
- コロナの給付金や浅口市からのクールマスクが助かった5人(10%)
- 職場や環境に恵まれ暮らしに満足しているため、相談・要望することはない7人(13%)
4.今後の施策等の方向性について
- 安定した収入を得るための就労に関する相談や現在の家計を見直すための生活設計に関する支援を充実させる必要がある。
- それぞれが抱えている困りごとや悩みごと等が複雑・多様化しており、詳細な内容への対応には専門的知識や情報を有する相談機関との連携も重要である。