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令和6年度宇宙☆自然講座【11月9日開催】
平安時代の最も有名な陰陽師、安倍晴明。
ライバル蘆屋道満による藤原道長への呪詛を見抜いて、藤原道長の窮地を救ったのをはじめ、晴明には数々の伝説が残されています。その中でも天文現象から花山天皇の退位を読み解いたという『大鏡』の一節は、古文の教科書で扱われたこともあり、ご存じの方もおられるのではないでしょうか。
講座では、そんな数々の伝説に彩られた安倍晴明の生涯と活動、そして、浅口市にある晴明及び道満ゆかりの史跡を紹介します。
講師:株本 訓久 氏(武庫川女子大学社会情報学部社会情報学科准教授)
- 日時:令和6年11月9日(土曜日)16時30分~18時00分
- 会場:岡山天文博物館
- 対象:一般(小学生以上)
- 定員:30人(先着順)
- 参加費:入館料
- 申込み:岡山天文博物館へ電話でお申込みください
(受付期間:令和6年10月12日(土曜日)~。定員になり次第受付終了。)
<講師プロフィール>
専門は近世及び近代の日本天文学史。岩橋善兵衛嘉孝を祖とする岩橋家によって製作された望遠鏡に関する研究や、戦前に京都帝国大学宇宙物理学科の天文学者によって行なわれた天体物理学研究及び天文教育普及活動に関する歴史的研究を行う。