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京都大学せいめい望遠鏡
京都大学岡山天文台
188cmドームの東側には、京都大学岡山天文台ドーム<外部リンク>が完成!
この望遠鏡の鏡の大きさは3.8m。東アジア最大の望遠鏡になります。これにより、大型望遠鏡の空白地帯がなくなり、24時間、各国間のリレー形式での観測が可能になります。
さらに注目は、世界一、いや宇宙一の新技術!鏡をけずる研削技術や、分割鏡の技術など、将来の超大型望遠鏡を作る最新技術として注目されています。
平成31(2019)年春から観測がスタートし、暗くて小さいため直接見ることは難しかった太陽系外惑星を撮影したり、突然現れる爆発現象・ガンマ線バーストなどの観測にも期待されています。
「せいめい」望遠鏡
平成30(2018)年春、3.8m望遠鏡の愛称が“せいめい望遠鏡”に決定しました。
平安時代の卓越した陰陽師・天文博士の安倍晴明(あべのせいめい)は、岡山天文台の近くにある阿部山でも観測をしたと伝えられています。このように京都と岡山の両方にゆかりのある天文研究の大先達にちなんだ名前となりました。また、この望遠鏡で目指すサイエンスの柱の一つ、系外惑星の探査は、宇宙における生命(せいめい)の研究にもつながります。
【望遠鏡完成!】
平成30(2018)年7月、ついに望遠鏡が完成しました!
せいめい望遠鏡は外回廊からガラス越しに見学できます。(天候や調整等の理由で、予告なく見学停止になることがあります。)
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