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布類のリサイクル

ページID:0001135 更新日:2024年3月26日更新 印刷ページ表示

布類は資源価値が高く、買い取りされてリサイクルされるため、市の分別収集の対象としています。

また、国内資源に乏しい日本では、古くから布類の回収を行いリサイクルしてきました。

布類のリサイクルにかかわる産業を、故繊維産業といいます。

この産業は、ボロ選別業者、故繊維貿易商社、古着販売業者、ウエス製造業、反毛製造業、反毛貿易商社、繊維屑回収業者、繊維原料商ブローカー、フェルト製造業、特殊紡績業、精紡・紡毛業、作業用手袋製造業、製綿業といった様々な業者が、それぞれの役割を担うことで成り立っています。

浅口市の布類のリサイクル

浅口市内で収集した布類は、岡山県西部衛生施設組合<外部リンク>井笠広域資源化センター(リサイクルプラザ)(笠岡湾干拓地内)に搬入しています。

ここでは毎年4ヶ月ごとにリサイクル事業者を選定し、回収した布類を引き渡しています。

布類の分け方・出し方

表1
主な対象物 Tシャツ、ズボン、スーツ、ワイシャツ、ジャージ、セーター、革ジャンパー、マフラー、毛布、シーツ、タオル、ハンカチ、タオルケット、手ぬぐい等。
出し方 月2回の収集日に資源物収集ステーションへ出してください。
注意点
  • 基本は洗ったものを出してください。自分でも使える状態、タンスにしまえる状態で出してください。
  • タンスにしまってあるものは、そのままでOKです。
  • ひもで十文字にしばるか、透明または半透明のビニール袋に入れて出してください。
  • 汚れがひどい物や水に濡れている物は出せません。布類は濡れるとリサイクルができません。濡らさないよう、汚れないようにして出してください。
  • 収集日が雨天の場合は、布類が濡れないようにして出してください。
  • ハンガー、ベルト、縫い針など布以外は混ぜないでください。
  • 中古衣料として再使用しますので、衣類のボタン、ファスナー類は取らないで付けたまま出してください。
  • ウレタンマットレス、カーペット、布団や枕はリサイクルできません。もえるごみで出してください。
  • 事業所等から排出される廃棄物は回収できません。

布類の分け方・出し方の画像

布類のリサイクルの流れ

市内で収集→リサイクルプラザに搬入→ボロ選別業者に引き渡し、用途別に分別します。

その後布類は、次の三大用途にリサイクルされます。

中古衣料

子供服全般、婦人服、下着類、Tシャツ、くつ下、海水パンツ、水着などの破れてない古着は、1枚ずつ約100種類に選別し、中古衣料として再使用します。

種類ごとに分けられた古着は100kgずつ梱包され、コンテナに積んで、主に消費者の体形が日本人に近く、また輸送費上優位な東南アジアに輸出されます。

中古衣料の画像

ウエス(工業用油ふき雑巾)

シーツ、タオル、肌着、綿のパジャマなど、主に綿の衣類は、一定にカットして、ウエス(工場用油ふき雑巾)として活用します。

ウエス(工業用油ふき雑巾)の画像

反毛

毛100%に近いオーバーや、ジャージの生地などは、反毛します。

反毛とは、毛織物や毛糸のくずをほぐして繊維にすることで、いわば糸を製造するのとは逆の操作を行ってワタに再生し、次の製品にリサイクルします。

ベッド内張、カーペット、自動車内張、土木資材、作業用手袋、モップ、クッション

反毛の画像

出典:経済産業省ウェブサイト<外部リンク>

このようなものは回収できません

  • 泥、油、ペンキなどで汚れたもの
  • 布団、はんてん、座布団、枕、ベッドマット、絨毯、カーペッ
  • 足拭きマット、便座カバー、雑巾、スリッパ
  • ペット用に使った毛布やタオルなど、コタツの下敷き、電気毛布
  • ビニール合羽、雨傘、会社の制服
  • 作業服、仕立てくずや裁断屑など加工屑

市民の皆様へ

着なくなった衣類、使わなくなった衣類は、リサイクルできます。

特に肌着類はリサイクルに適しており、最も活用されています。

また、タオル、シーツ、毛布などもリサイクルに適した資源です。

市で回収後、業者へ有価で売却するため、収集量が増えると市の収入増加にもなります。

皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

浅口市のこれまでの回収実績

浅口市がこれまでに収集した布類の実績です。

注)金光地域はH23年度から分別収集を開始しました。

nuno