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びんのリサイクル

ページID:0001136 更新日:2024年3月26日更新 印刷ページ表示

ガラスびんは、密封性が高く、空気を通しません。

中身のにおいや味が移らないので、使用後に中を洗うと、何回も繰り返し使えます。

使い終わったガラスびんは、細かく砕いて、新しいガラスびんの原料などに再利用されます。

ガラスびんの主な原料は、けい砂、石灰石、ソーダ灰と、空きびんを砕いたカレットです。

100%天然素材なので、安心して使えます。

びんのリサイクルの流れや分別のポイントを知り、貴重な天然資源の浪費を減らしましょう。

びんのリサイクルの画像

「リターナブルびん」とは

ビールびんや一升びん、牛乳びんなど、洗って何回も繰り返し使うびんを「リターナブルびん」といいます。

最近は、繰り返し使えない容器が増えていますが、リターナブルびんは、環境にやさしい容器として見直されています。

「リターナブルびん」とはの画像

ビールびんや一升びん、牛乳びんは、なるべく買ったお店に戻しましょう。

回収されたリターナブルびんは、洗びん工場できれいに洗浄された後、びん詰め工場で再び中身が入れられ、商品としてお店へ並べられます。

ビールびんや一升びん、牛乳びんは、なるべく買ったお店に戻しましょう。の画像

「カレット」とは

ガラスびんを、その原料にするために細かく砕いたものを「カレット」といいます。

使い終わったガラスびんは、カレット工場で細かく砕いて、ラベルや異物を取り除き、色別に出荷され、新しいガラスびんの原料やその他の用途に再利用されます。

良いガラスびんを作るためには、良質なカレットが不可欠です。

透明のびんは、基本的には透明の生地を溶解させて、また透明のびんを作ります。

もとの原料を色別に分けないと、路盤材などの一回だけのリサイクルはできますが、何回でも繰り返しガラスびんを作る、水平リサイクルができなくなります。

水平リサイクルを続けるためにも、色別に分けたり、異物(金属、陶磁器、耐熱ガラスなど)を混ぜないことが大切です。

ガラスについて

ガラスの用途には、ガラス食器、窓ガラス、蛍光灯など、沢山ありますが、ガラスびんとは成分や製造方法が少しずつ異なります。

身の回りで使われる主なガラスの種類

ソーダ石灰ガラス

  • 特徴・・・成形が容易で化学的耐久性に優れている。
  • 用途・・・ガラスびんやガラス食器などの生活用品や窓ガラスなど。

クリスタルガラス

  • 特徴・・・軟らかくて重い。ソーダ石灰ガラスに比べて光沢があり、カット模様を入れると、キラキラとよく輝きます。鉛クリスタルとして知られています。
  • 用途・・・高級ガラス食器や装飾品など。

耐熱ガラス

  • 特徴・・・硬くて軽い。ほうけい酸ガラスとも言われ、急な温度変化に強いガラスです。
  • 用途・・・ティーポットやサイフォン、フラスコやビーカーなどの耐熱用品。直火用、電子レンジ用などがあります。

びんのリサイクルには、びん以外のガラス製品を混ぜないでください

ガラスびんは、ソーダ石灰ガラスで作られています。

クリスタルガラスや耐熱ガラスは、見た目はガラスびんに似ていても、成分が違うので、溶ける温度も異なります。

ガラスびんと同じ成分のガラス食器も、砕けるとクリスタルガラス製品と区別がつかないため、リサイクルでは、ガラスびんの中には入れないでください。

化粧びんは、現在、国産の化粧品メーカーは、ほとんどソーダ石灰ガラスにかえているので、白いものでなければ、びんのリサイクルに出せます。

注意:乳白色のびんは、ソーダ石灰ガラスとは成分が違うので、もえないごみで出してください。

ガラスびん以外でリサイクルされているガラス製品

蛍光灯や電球は、ほとんどが不燃ごみとして回収されていますが、浅口市では令和2年4月から、使用済み蛍光管として分別回収(拠点回収)し、リサイクルを進めています。

浅口市のびんのリサイクル

びんの分け方・出し方

びんの分け方・出し方の画像

表1

主な対象物

飲料用のびん、調味料のびん、化粧品のびん等が対象です。

出し方 月2回の収集日に資源物収集ステーションへ設置している回収ボックスに入れてください。
注意点
  • 中を水で洗い、無色、茶色、緑色、その他の色に分け、キャップを取り、回収ボックスに”横に寝かせて”直接(袋に入れないで)入れてください。
  • ラベルはそのままで構いません。すりガラスのびんや化粧品のびん等見分けのつきにくいびんはその他の色に分けてください。
  • 一升びん、ビールびん、牛乳びんのように繰り返し使用できるびんは、なるべく買ったお店に返してください。
  • 陶器類はもえないごみで出してください。

びんのリサイクルの流れ

表2

ご家庭で

矢印の画像1

中を水で洗い、びんの色別(無色、茶色、緑色、その他の色)に分け、キャップを取り、回収ボックスに「横に寝かせて」直接入れる。

びんのリサイクルの流れの画像1

市で

矢印の画像2

収集する。

びんのリサイクルの流れの画像3びんのリサイクルの流れの画像2

井笠広域資源化センター(リサイクルプラザ)<外部リンク>

矢印の画像3

搬入し、色別に保管する。びんのリサイクルの流れの画像4

リサイクル事業者

(カレット工場)

矢印の画像4

リターナブルびんは洗浄・消毒後、再利用します。

それ以外のびんは、カレット工場で細かく砕いて、びんの原料のカレットに加工します。

びんのリサイクルの流れの画像5

リサイクル事業者

(ガラスびん工場)

ガラスびん工場で、新しいガラスびんを生産します。

びんのリサイクルの流れの画像6

出典:経済産業省ウェブサイト<外部リンク>

出典:「日本容器包装リサイクル協会」

市民のみな様へ

リサイクルは、多くの方の連携プレーによって成り立っています。

みな様一人ひとりの役割は、まずはびんをキチンと分けて出すことです。

キチンと分別することで、その後の連携プレーがスムーズに進みます。

今後も、みな様のご協力をよろしくお願いいたします。

浅口市のこれまでの回収実績

浅口市がこれまでに収集したびんの実績です。

bin

参考:ガラスびん3R促進協議会 市町村別のガラスびん資源化量<外部リンク>

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