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プラスチック製容器包装のリサイクル

ページID:0001139 更新日:2024年3月26日更新 印刷ページ表示

浅口市が毎月2回、分別収集しているプラスチック製容器包装は、容器包装リサイクル法(H7年制定。以下「容リ法」という。)にもとづき実施しています。

容リ法について

容リ法の対象は、家庭から排出される容器包装ごみです。

容器包装ごみは、家庭ごみの約6割(容積比)を占め、ごみの処分場(埋め立て場所)が足りなくなることから、ごみを減らし、資源を有効に利用するため、容リ法が平成7年に定められました。

容器包装ごみには、資源として再利用できるものが多く含まれています。

「キチンと分ける」ことで、リサイクルを可能にし、ごみの量を減らすことができます。

私たちにとって身近なプラスチック製容器包装ごみについて、処理の流れや目的を今一度確認してみましょう。

消費者、市、事業者それぞれの役割

容リ法には、消費者、市、事業者の役割が定められています。

表1

 

役割

消費者

住んでいる地域のルールを守って分別排出し、ごみを減らす。

(容リ法第4条)

分別収集計画をつくり、使用済みの容器包装を集め、選別して保管する。

(容リ法第10条)

事業者

特定事業者は、リサイクル費用を負担し、ごみとなる容器包装を減らす。

リサイクル事業者は、使用済みの容器包装を引き取って、新たな資源をつくる。

(容リ法第4条及び第11条等)

容リ法は、日本で最初にEPR(ExtendedProducerResponsibility:拡大生産者責任)を導入した法律です。

拡大生産者責任とは、経済協力開発機構(OECD)が提唱した概念です。

拡大生産者責任により、容器包装にかかわる事業を行う事業者に、リサイクルの義務を課しました。

浅口市のプラスチック製容器包装のリサイクル

プラスチック製容器包装の分け方・出し方

表2

主な対象物

「プラ」マークの識別表示が付いている物が対象です。

プラスチック製容器包装の分け方・出し方の画像

たまごパック、食品トレイ、シャンプー容器、カップ麺容器、お菓子やパンの袋など

出し方 月2回の収集日に資源物収集ステーションへ設置している回収ボックスに入れてください。
注意点

市指定ごみ袋は、使用しないでください。(ごみ袋という商品なので、容器包装の対象物ではありません。)

食品トレイは、スーパーマーケットなどで実施している店頭回収に優先的に出してください。

汚れたままの物は、リサイクルできません。

汚れの付いている物は水で軽くすすぐか、ふき取るなど、きれいにしてから出してください。

「プラ」マークが付いていないプラスチック製品(ビデオテープ、CD、おもちゃ、洗面器、バケツなど)や、汚れが簡単に取れない場合は、もえるごみへ出してください。

プラスチック製容器包装が生まれ変わるまで

浅口市内で収集するプラスチック製容器包装の処理の流れは次のとおりです。

表3

ご家庭で

矢印の画像1

「プラ」マークがついていること。中身を使い切って、汚れをとって、分別する。プラスチック製容器包装が生まれ変わるまでの画像1

市で

矢印の画像2

収集する。プラスチック製容器包装が生まれ変わるまでの画像3プラスチック製容器包装が生まれ変わるまでの画像2

井笠広域資源化センター(リサイクルプラザ)<外部リンク>

矢印の画像3

異物を取り除き、ベール(回収されたプラスチック製容器包装を集めてひとかたまりにしたもの。)にする。プラスチック製容器包装が生まれ変わるまでの画像5プラスチック製容器包装が生まれ変わるまでの画像4

リサイクル事業者で

細かく砕いて、溶かして、ペレットにする。プラスチック製容器包装が生まれ変わるまでの画像7プラスチック製容器包装が生まれ変わるまでの画像6

出典:経済産業省ウェブサイト<外部リンク>

出典:「日本容器包装リサクル協会」

浅口市内で収集したプラスチック製容器包装は、岡山県西部衛生施設組合井笠広域資源化センター(リサイクルプラザ:笠岡湾干拓地内)に搬入していますが、毎年(財)日本容器包装リサイクル協会に委託してリサイクル事業者を選定し、材料リサイクルを行っています。

材料リサイクルとは、プラスチック製容器包装を加熱して溶かし、再び製品化する方法です。

これにより次の製品にリサイクルしています。

再生品の例

コンクリートパネル、OAフロア材、板材、再生樹脂、ケーブルトラフ、光ケーブル保護管、土台ブロック、

マンホール蓋、車止め、基礎スペーサー、点字ブロック、パレット、標識杭、境界杭、擬木、フラワーボックス、

プランター、畦カバー、ごみ袋、包装材等

出典:「(財)日本容器包装リサイクル協会(わたしのまちのリサイクル・プラスチック製容器包装)」<外部リンク>より

容リ法で変わったこと

容リ法ができて、リサイクルがすすんだことで、家庭から出るごみの量が減りました。

ごみが減ることで、ごみ処理経費も減り、ごみの焼却処理に伴う温室効果ガスの削減にもつながります。

また、市民のマイバッグ、マイボトルの活用等、3R(スリーアール)(リデュース(Reduce)発生抑制、リユース(Reuse)再使用、リサイクル(Recycle)再生利用)意識が向上しています。

事業者による容器包装の軽量化や、分別しやすい容器の構造にする取り組みもすすんでいます。

市民のみな様へ- 「大切なのは連携プレー」 -

リサイクルは、多くの方の連携プレーによって成り立っています。

みな様一人ひとりの役割は、まずはプラスチック製容器包装をキチンと分けて出すことです。

プラスチック製容器包装の分別排出のポイントは、

  1. プラマークがついているか。
  2. 汚れはないか。です。

キチンと分別することで、その後の連携プレーがスムーズに進みます。

今後も、みな様のご協力をよろしくお願いいたします。

浅口市のこれまでの回収実績

浅口市がこれまでに収集したプラスチック製容器包装の実績です。

注)金光地域はH23年度から分別収集を開始しました。

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