姉妹都市・友好都市

浅口市は、地域の国際化の推進やグローバルな感性を持った人材の育成を目的として、海外のまちとの国際交流を積極的に行っています。
この交流は、合併前の旧鴨方町の交流を引き継いだもので、オーストラリア南オーストラリア州のティーツリーガリー市、そして、中国江西省高安市の2つのまちと青少年交流や行政間交流を主に行っています。2007年10月には、浅口市としてティーツリーガリー市と今後のさらなる友好関係の発展を確認するため、姉妹都市提携を締結しました。2009年10月には、浅口市として高安市とも友好都市提携を締結しました。
また、2006年には浅口市国際交流協会が設立され、ホームステイの受入れや国際理解講座の開講などが行われています。

オーストラリア・ティーツリーガリー市（姉妹都市）

ティーツリーガリー市との協定書

ティーツリーガリー市との交流は、旧鴨方町で1995年から始まり、行政訪問団の派遣や青少年の相互訪問、特産品の紹介などが行われ、1997年には、旧鴨方町が友好提携に関する協定を締結しました。その友好関係は浅口市が引き継ぎ、中学生の相互訪問などを行っていますが、これまでの交流の継続と今後のさらなる友好関係の発展を目指し、2007年10月には「浅口市」名で姉妹都市提携を締結しました。

ティーツリーガリー市の概要

ティーツリーガリー市は、南オーストラリア州の州都アデレード市から、北東約20キロに位置しています。
1853年には、最初の議会を開きましたが、当時の人口は、2,600人。戦後の転入増によって、1950年代後半から60年代前半に都市化が進み、1968年に市になったことを宣言しました。1989年には、アデレードとまちの中心部ティーツリープラザが新交通システム(オーバンバス)で結ばれ、ショッピングセンターやコミュニティ施設も充実し、立派な専門学校(TAFE)と図書館も設置されています。
また、環境問題に市民の関心が高く、リサイクル事業での先進的な取り組みが行われています。

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中国・高安市（友好都市）

高安市との協定書

旧鴨方町で、1995年に少児芸術団の鴨方公演を行い、それを契機として江西省との交流が始まりました。
その後、1999年に来町した江西省外事弁公室の劉副主任と王処長（いずれも当時）の紹介によって高安市との交流に発展し、訪問団や中学生の相互派遣、研修員の受け入れなど各方面での交流が行われ、2005年には、旧鴨方町が友好提携に関する協定を締結しました。その友好関係は浅口市が引き継ぎ、行政訪問団や中学生の相互派遣などを行っていますが、これまでの交流の継続と今後のさらなる友好関係の発展を目指し、2009年10月には「浅口市」名で友好都市提携を締結しました。

高安市の概要

高安市は、江西省の省都南昌から、61キロに位置しています。その歴史は古く、漢の高祖6年(紀元前201年)にはすでに高安県が設置されています。1993年に、県から市に昇格し24の郷鎮を管轄しています。
石炭、石灰石などの鉱物資源が豊富なほか、綿や豚、烏龍茶の生産基地としても有名です。また近年は、工業化が進み、建材、食品、繊維、化学工業などが発達しています。とりわけ、タイルの産地として知られ、生産量が江西省全体の3分の2、全国の10分の1を占めていて、「タイルのまち」と呼ばれています。
また、高安市は、世界的物理学者呉有訓（ごゆうくん）を輩出したまちで、記念館を建設してその偉業を顕彰しています。

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