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自生地の観察
アッケシソウ自生地は、浅口市の南端、寄島干拓地に位置しています。本州唯一の自生地であり、浅口市教育委員会では、市指定文化財(天然記念物)に指定して保護しています。
4月
アッケシソウ発芽の様子(4月上旬)
前年のアッケシソウから種子が落ち、地面にはびっしりと発芽しています。
5月
成育の良い個体は、分枝を始めています。
6月
分枝は、節目ごとに左右対をなして出ます。次の節目では、日光を充分吸収するために前の枝に重ならないように対に出ます。10センチ程度に生長しています。(6月中旬)
7月
自生内のこの箇所では、アッケシソウが密集していないので、生長は良好であります。20センチ程度に生長しています。(7月中旬)
8月
写真中央の柵の向こう側が自生地
手前がアッケシソウ。奥川がヨシ。
自生内のこの箇所では、アッケシソウが30センチまでに生長しています。(8月中旬)
猛暑の中、アッケシソウは大きく生長しています。(8月中旬)
9月
アッケシソウの花が開花しました。花は、先の方の節に、白い小さな花が3つずつついています。(9月中旬から下旬)