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令和8年度新指定文化財の紹介

ページID:0020876 更新日:2026年6月10日更新 印刷ページ表示

浅口市教育委員会では、令和8年5月25日付けで市指定文化財として1件を追加指定しました。今回の指定により、市指定文化財は合計41件となりました。

市指定文化財「木造聖観音菩薩坐像 附蓮華座」

木造聖観音菩薩坐像 写真1 正面

木造聖観音菩薩坐像2 写真2 斜め前から

蓮華座 写真3 蓮華座

蓮華座2 写真4 蓮華座の墨書「宝永」

指定名称

木造聖観音菩薩坐像【よみ】もくぞうしょうかんのんぼさつざぞう

蓮華座【よみ】れんげざ

員数

1躯【く】

種別

市指定有形文化財

指定日・指定番号

令和8年5月25日・第42号

所有者

清瀧山長川寺

所在地

浅口市鴨方町鴨方387番地

文化財の概要

本像の大きさは、高さ約60cm、最大幅約45cm、最大厚16cmを測ります。頭体は、ヒノキ類の一木から彫り出し、体部分は内刳りを施しています。腕、腰と膝材は、体部分と接合面をホゾで結合する点は、当地方での寄木造【よせぎづく】りの定着を知ることができます。

本像は宝冠【ほうかん】の特徴から、当初は虚空蔵菩薩【こくうぞうぼさつ】として制作されましたが、後の時代に宝冠の彫刻や左手が蓮華【れんげ】を持つ形に変化したことから、この時点で聖観音菩薩【しょうかんのんぼさつ】に変容しました。これは、当時の時代背景によるものだと考えられます。

蓮華座【れんげざ】はキリ材で制作され、前方内側には江戸時代の年号である「宝永【ほうえい】」(1704~1711年)が墨書きされています。

本市では現存の少ない平安時代末期から鎌倉時代初頭の仏像が、後の時代に補修されながら伝来していることの意義は大きく、本市の美術史上と山岳仏教の文化史上ともに極めて貴重な文化財であります。

今回の指定で、市指定文化財は41件となりました​


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