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百日咳が急増しています

ページID:0002100 更新日:2025年5月23日更新 印刷ページ表示

県内において百日咳の患者報告数が急増しています。現在、患者報告の多くは5~14歳に集中しているため、学校等の集団生活の場における感染拡大に注意が必要です。また、成人が感染した場合、典型的な激しい咳が出ない場合もあり、気づかずに重症化リスクの高い乳児等への感染源となってしまうこともあるため注意が必要です。

百日咳とは

百日咳菌によって引き起こされる感染症です。咳やくしゃみなどの飛沫による感染と、接触感染による病気です。症状は3つの段階(カタル期、痙咳期、回復期)に分けられます。

カタル期(約2週間)

かぜ症状で始まり、次第に咳の回数が増えて程度も激しくなります。

痙咳(けいがい)期(約2~3週間)

発作性、けいれん性の咳が出るようになります。また、咳をした後に息を吸い込むと「ヒュー」という音が出るような特徴があります。咳を繰り返すことで、嘔吐の症状を伴うこともあります。合併症として肺炎や脳症などもあり、乳児では注意が必要です。

回復期

激しい発作は次第に減退し、やがて回復に向かいます。発症後、約2~3か月かかります。

基本的な感染防止策

  • 飛沫感染を予防するためには、咳などの症状がある時には、マスクをするなどの咳エチケットが有効です。
  • 手に付着した菌による接触感染を予防するためには、石鹸と流水による手洗いが有効です。
  • 乳児での重症化を予防するためには、定期接種の対象で、生後2か月から接種可能な5種混合ワクチン(百日咳ワクチンを含む)等の接種が有効です。

咳エチケット

  • 口と鼻を覆うようにマスクを着用しましょう
  • 咳をする時は周囲にかからないように顔をそむけ、ティッシュなどで口と鼻を覆いましょう
  • 鼻をかんだティッシュはすぐに捨てましょう
  • 周囲の人からなるべく離れましょう
  • 周囲のものにウイルスを付着させないように、こまめに手を洗いましょう

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