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「カスハラ」って知っていますか?
そのクレーム、やりすぎていませんか?
皆さんは「カスタマーハラスメント(カスハラ)」についてご存じですか?
消費者として「カスハラ」の加害者にならないために、ポイントを押さえ、気持ちよく過ごしましょう。
また、事業者として、「カスハラ」対策に取り組みましょう。
カスタマーハラスメントとは?
カスタマーハラスメントとは、顧客等からのクレームのうち、内容・手段・態様が社会通念上不相当なものであって、労働者の就業環境が害されるものです。
例えば、
・提供する商品・サービスに瑕疵・過失が認められない内容の要求
・商品・サービスの内容とは関係がない要求
・暴行、傷害など、身体的な攻撃
・脅迫、侮辱、暴言など、精神的な攻撃
・威圧的な言動や土下座の要求
・繰り返しやしつこい言動、居座りなどの行動
・差別的・性的な言動や従業員個人への攻撃、要求
これらがカスタマーハラスメントとなり得る言動です。
消費者が意見を伝えるときのポイント
意見がきちんと相手に伝わるように、従業員に意見を伝える際には、以下の点を意識してみてください。
1 ひと呼吸、置きましょう!
2 言いたいこと、要求したいことを明確に、そして理由を丁寧に伝えましょう!
3 従業員の説明も聞きましょう!
企業が取り組むべきカスハラ対策
事前の準備
1 事業主の基本方針・基本姿勢の明確化、従業員への周知・啓発
2 従業員(被害者)のための相談対応体制の整備
3 対応方法、手順の策定
4 社内対応ルールの従業員等への教育・研修
実際に起こった際の対応
5 事実関係の正確な確認と事案への対応
6 従業員への配慮の措置
7 再発防止のための取組
8 相談者のプライバシー保護、不利益な取り扱いを行ってはならないと定めること
カスハラについてもっと知りたい方へ
カスタマーハラスメント対策ポスター<外部リンク>
カスタマーハラスメント対策企業マニュアル<外部リンク>
ハラスメント対策の総合情報サイト あかるい職場応援団<外部リンク>