本文
浅口市指定無形民俗文化財「吉備神楽」の公開【10月12日】
吉備神楽を代々継承している笠原家の言い伝えによれば、江戸時代中期の享保年間(1716~1735年)頃から地域の荒神社などの祭礼に神楽を奉納していたと言い伝えられています。荒神神楽は、集落単位の荒神祭で5年又は6年ごとの式年祭に盛大に行われています。白蓋神事・荒神御崎の舞や神代神楽(岩戸開き・国譲り・大蛇退治)を演じるが、この神楽は幕末に神田大和守ほか神楽社中がほかより移入し、荒神神楽の演目に加えて独自の神楽に仕上げました。備中神楽とストーリーは変わらないが、太鼓の叩き方は舞い出る命によってすべて異なるなど「吉備神楽」独特の叩き方をします。この地域で神楽社を形成し、江戸期から現在まで続いて地域の伝統文化の継承、振興(子供神楽の指導育成)に寄与していることは、貴重な民俗芸能であります。
注意事項
- 午後4時から佐方子供吉備神楽伝承教室生の演舞、午後5時頃から吉備神楽の奉納が始まります。時間は多少前後します。
- 会場は、宗本宮原荒神社になります。
- 周辺には、駐車場はありません。
- 見学の際には、マナーを守り、文化財保存団体の方々や他の見学者の迷惑とならないようにお願いします。
佐方子供吉備神楽伝承教室生|先払いの舞(荒神御崎舞)
吉備神楽社|国譲り
吉備神楽社|八俣の大蛇退治
開催日時
2025年10月12日 (日曜日)午後2時00分から午後5時00分頃<予定>
場所
名称 |
宗本宮原荒神社 |
---|---|
住所 |
浅口市金光町佐方2112 |
申込方法
事前申し込み不要。当日直接、会場へお越しください。
関連リンク
地図の読み込みに関する問題が発生したとき<外部リンク>