ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

施設紹介

ページID:0006013 更新日:2024年3月19日更新 印刷ページ表示

岡山天文博物館について

館内のご案内

岡山天文博物館の沿革

太陽観測室

4次元デジタル宇宙シアター(4D2U)

1階展示室

2階展示室

岡山天文博物館について

博物館から見える瀬戸内海の画像
博物館から見える瀬戸内海

岡山天文博物館は、浅口市鴨方町と小田郡矢掛町にまたがる竹林寺山の一角(標高約350m)にあります。古くから観測適地として知られ、同敷地内には国内最大級を誇る188cm反射望遠鏡を備えた国立天文台ハワイ観測所岡山分室(旧岡山天体物理観測所)<外部リンク>があります。

博物館からの眺めは素晴らしく、南には瀬戸内海が広がり、瀬戸内の島々や瀬戸大橋、四国連山を見ることができます。また冬の空気が澄んだ時期には、運が良ければ遠く北の方角に雪をかぶった大山が見られることもあります。

阿部神社(阿部山)の画像
阿部神社(阿部山)

竹林寺山にはいくつかの遺跡もみつかっています。平成30年7月に完成した京都大学岡山天文台せいめい望遠鏡<外部リンク>の建設のために行われた発掘調査(竹林寺天文台遺跡)では、古墳時代以降の遺構と弥生時代後期の遺構が見つかり、関心を集めています。

また浅口市には、天文道を学び伝えた陰陽師として知られる安倍晴明にまつわる伝説も数多く残っています。竹林寺山の隣にある阿部山は、安倍晴明が天体観測のために居を構えたと伝えられており、その名も「あべ」に由来するといわれています。また市内各地には、晴明やそのライバルとして知られる芦屋道満の墓など、ゆかりの地も数多く残っています。  詳しい観光情報は浅口市ホームページへ

館内のご案内

施設平面図​博物館は、プラネタリウム室、太陽観測室、展示室(1階、2階)からなっています。
また売店では、天文グッズや浅口市特産品なども販売しております。(喫茶店・レストランはありません。)

  • プラネタリウム室および1階展示室は、車椅子等でも見学していただけます。(2階展示室および太陽観測室へは階段あり)
  • ベビーカー、車椅子(各1台)を常備しております。ご利用の際には、職員まで声をおかけください。
  • 車椅子等でもご利用いただける多目的トイレを設置しております。(ベビーシートもご利用いただけます。なお託児所はありません。)

岡山天文博物館の沿革

岡山天文博物館は、昭和35年11月岡山県南西部、浅口郡鴨方町と小田郡矢掛町にまたがる竹林寺山の一角(標高約350m)に、隣接する国立天文台ハワイ観測所岡山分室(旧岡山天体物理観測所)の施設の構造・機能および研究等をはじめ、一般的な天文学の普及を目的に開館しました。

  • 昭和32年 3月 188反射望遠鏡設置に関して文部事務次官と岡山県知事の間において展示館建設の覚書を交換
  • 昭和34年12月 岡山天文博物館設置委員会発足
  • 昭和35年 3月 展示館建設工事着手
  • 昭和35年 9月 展示館(岡山天文博物館)運営に関して東大総長と岡山県知事の間において覚書を交換
  • 昭和35年10月 建物の完成、展示品の陳列を完了
  • 昭和35年11月 岡山天文博物館として営業開始
  • 昭和36年10月 高松宮殿下御来臨
  • 昭和37年 1月 博物館法第29条の規定により博物館に相当する施設として指定 (S37.1.24 文社施第315号)
  • 昭和37年10月 天皇皇后両陛下行幸啓
  • 昭和40年 5月 設置委員会を運営委員会と改称
  • 平成元年 4月 岡山天文博物館運営委員会より鴨方町に移管
  • 平成元年 8月 天体観測室設置
  • 平成 2年 3月 プラネタリウム設置
  • 平成18年3月 金光町・鴨方町・寄島町が合併して浅口市に (H18.3.21)
  • 平成30年3月 プラネタリウムおよび展示室リニューアル (H30.3.24)

展示室の紹介

太陽観測室、4次元デジタル宇宙シアター、展示室(1階、2階)、プラネタリウム室があります。

太陽観測室

太陽望遠鏡の画像2​晴天時には太陽観測ができます。

  • 15cm屈折望遠鏡では太陽表面のフレアやプロミネンスの観測を、8cm屈折望遠鏡では黒点の観測が楽しめます。
  • 五藤光学 15cm、8cm屈折望遠鏡
  • 15cm:Hαフィルター、8cm:減光フィルター

   太陽望遠鏡の画像1

 

4次元デジタル宇宙シアター(4D2U) 

上映スケジュールの画像

コンピュータで描き出された最新の宇宙像を「目のあたり」にしてみませんか?
国立天文台「4次元デジタル宇宙(4D2U)プロジェクト」は、研究者による最新の観測やシミュレーションのデータに基づき、 太陽系から宇宙の果てに至るまでの星や銀河の誕生や構造を、コンピュータグラフィックスで立体映像として可視化する、という壮大な試みです。
スクリーンに映し出された4次元(空間3次元と時間1次元)の宇宙を、ぜひみなさんも体験してください。

上映スケジュール
平日 11時30分~11時55分(25分)
土日祝

11時30分~11時55分(25分)

★休映中★14時30分~14時55分(25分)

  • 見学希望の方は当日博物館受付にて、整理券をお受取りください。
  • 開始10分前および定員になり次第、受付は終了させていただきます(定員は各回20名)。
  • イベント等で上映をお休みすることがあります。
  • 4D2Uの上映は、専用の立体メガネを着用して立体映像をごらん頂きます。小さいお子様が立体映像をご覧になる場合、目に過剰な負担がかかる事がありますのでご注意ください。
  • 上映をご見学いただく際には、博物館入館料が必要です。

 

1階展示室

​1階では主に、岡山天体物理観測所の施設や研究や、京都大学3.8m望遠鏡の紹介について展示しています。
ロビーには、様々なコンテンツで遊べる130インチの大型タッチモニターや、空気が澄んだ日には瀬戸大橋を見ることができるシュミット望遠鏡があります。

1階展示室  シュミット望遠鏡  
1階展示室                シュミット望遠鏡

ミュージアムショップ
ミュージアムショップ

2階展示室

2階では、地球上で見られる天文現象(日食・月食のしくみ)から太陽系、銀河系の天体、そして遠くの銀河へと、宇宙全般について解説しています。​
展望デッキからは、瀬戸内海の美しい風景を眺めることができます。

2階展示室  展望デッキ
2階展示室                展望デッキ